印刷データの黒色作成について
データ作成ガイド
印刷データの黒色作成について
1. スミベタ(K100%)、リッチブラック、4色ベタの使い分けとご注意点
お客様のパソコンの画面上では同じ黒色に見えても、実際に使用されるインクの量が異なるため、「スミベタ」「リッチブラック」「4色ベタ」のそれぞれで、印刷結果の黒色の深さや特性が異なります。
2. リッチブラック = C:30%, M:30%, Y:30%, K:100% など
スミ(K)に他の3色(C・M・Y)を混ぜた、深みのある重厚な黒です。
* 細い線や小さな文字には適しません。
* リッチブラックはインクの総量が多くなるため、乾きにくく、裏移りが発生しやすくなります。CMYKの総量が250%以下になるように設定してください。
3. 4色ベタ = C:100%, M:100%, Y:100%, K:100%
CMYKすべてを最大にした状態です。インク量が非常に多く、印刷トラブルの原因となります。
スミベタ(K100%)とリッチブラックの使い分け
スミベタ(K100%)とリッチブラックにつきましては、それぞれの特性を活かし、用途に応じて適切に使い分けていただくことが重要となります。
細い文字や線にリッチブラックを指定されますと、印刷時に見当ズレ(版ズレ)が発生した場合に、色のズレが目立ち、文字がぼやけて判読しにくくなる可能性がございます。
このため、文字や線には、単色のスミベタ(K100%)をご使用いただくことを推奨いたします。
誠に恐れ入りますが、これらの黒色の使い分けや設定に関する調整は、当社でのデータチェック対象外となりますので、データ作成時に十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
K100%オブジェクトのオーバープリントについて
K100%で作成されたオブジェクトは、オーバープリントで印刷されるため、背景色がわずかに透けて見える場合があります。
オーバープリントによる現象(透け)と対策
オーバープリント処理により、K100%のオブジェクトは、下に配置されているカラーの上に重ねて印刷されます。
そのため、前面の色と背面の色が重なり、背景の色が透けて見えたり、意図しない色味の変化が生じたりする場合があります。
この現象を防ぎ、意図しない色変化を避けるためには、以下のいずれかの方法で設定を変更してください。
これらの設定やオーバープリント処理に関する調整は、当社でのデータチェック対象外となります。
データ作成時に十分ご確認くださいますようお願い申し上げます。
注意 ご注文が1C白黒で、入稿データにリッチブラックが含まれている場合は、当社判断によりグレースケールに変換のうえ、印刷を進めさせていただきます。あらかじめご了承ください。