グレースケールについて

グレースケールとは、その名の通り、白(最も明るい)から黒(最も暗い)までの「灰色(グレー)の濃淡」だけで画像を表現する方法です。

グレースケールが単なる「白黒」や「モノクロ」と決定的に異なるのは、その「階調」の豊かさです。

通常、デジタル画像では、黒から白までの濃淡を256段階で表現します。この豊富なグレーの中間色を使うことで、カラー写真のような滑らかさや立体感、質感を白黒でありながら再現できます。

グレースケールを利用するメリット

  • コスト削減(印刷):カラー印刷ではなく黒インク(スミ)のみで印刷できるため、印刷コストを抑えることができます。
  • データ容量の削減:フルカラー(RGB)画像が1ピクセルあたり24ビットの情報を持つことが多いのに対し、グレースケールは通常8ビットで表現できるため、データサイズを小さくすることができます。
  • 表現力:単なる白黒では表現できない、写真や図版の細やかな陰影や濃淡を表現できます。

主な用途

  • 白黒写真・図版の印刷:雑誌や書籍などで、カラーの質感を生かしつつ白黒で掲載する場合。
  • スキャニング:カラーの資料をスキャンする際に、文字だけでなく写真の濃淡も残しつつ、データ容量を抑えたい場合。
  • デザインの下地:色の情報を排除して、デザインの明暗やコントラストだけを確認したい場合。

グレースケールデータ作成に関するお願い

誠に恐れ入りますが、グレースケール(モノクロ濃淡)のデータ設定方法は、お客様がご利用になるソフトウェアやバージョンによってそれぞれ異なります。

つきましては、お手数をおかけいたしますが、以下のいずれかの方法でご対応いただけますようお願い申し上げます。

【データ作成時】
ご利用のソフトウェアに合わせたグレースケール設定方法にて、適切にデータを調整・作成してください。

【ご注文時】
データに特別な処理が必要な場合は、ご注文時の特記事項へその旨を必ずご記載いただけますようお願いいたします。

グレースケール(モノクロ)変換についてのお願い

裏面モノクロ(1C)面へのデータ作成に関するお願い

裏面をモノクロ(1色刷り)で作成される際は、以下の点に十分ご注意いただき、K100%(黒1色)のみのデータに変換をお願いいたします。

CMYKリッチブラック、RGBで指定された黒は、画面上では黒に見えますがCMYK4色のカラーデータとなります。ご注意ください。

【グレースケール(モノクロ)への変換方法】(Illustrator使用時)

  1. すべてのロックを解除します
    • レイヤーのロックを解除
    • オブジェクトのロックを解除
      「すべてをロック解除」と「すべてを表示」がグレーで選択出来ない状態になっていることを確認してください。
  2. 配置画像がある場合、画像を埋め込んでいただくか、グレースケールに変換した画像を使用してください。
  3. 「選択」→「すべてを選択」、もしくは該当部分を「選択ツール」で選択してください。
  4. 「フィルタ」→「カラー」→「グレースケールに変換」(〜CS2)
    • 「編集」→「カラーを編集」→「グレースケールに変換」(CS3〜)

ご注意ください

注意
一度グレースケールで保存すると元の色には戻せません。 変換前にデータのバックアップをお勧めします。バージョンによって正常に変換できない場合がありますので、変換結果をよくご確認ください。



【グレースケール(モノクロ)への変換方法】(photoshop使用時)

グレースケール(モノクロ)への変換方法

  • 「イメージ」→「モード」→「グレースケール」を選択してください。
  • 「画像を結合」していない場合、以下のアラートが出る場合があります。
  • 「結合しない」をお選びいただいても、グレースケールに変換することは可能ですが、念のために再度データを開きデザインを確認してください。
  • 「カラー情報を破棄しますか?」という、アラートが表示されますので、「OK」を選択します。

ご注意ください

注意
一度グレースケールで保存すると元の色には戻せません。変換前にデータのバックアップをお勧めします。 バージョンによって正常に変換できない場合がありますので、変換結果をよくご確認ください。